〜比婆山の幻の怪物を追って〜 |
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昭和45年7月にヒバゴンが最初に目撃されて以来、次々と謎の怪物の目撃・足跡発見情報が相次ぎ、現地である比婆郡西城町には新聞・テレビ・雑誌などのマスコミ、そして全国から探検隊・調査隊が押し寄せる大騒動になりました。 そんな騒動の中、昭和46年4月には西城町役場内に類人猿係が正式に設置されたそうです。このかつて例を見ない類人猿係・・・新聞報道記事などから伺える主な業務内容をまとめてみました。
当時、類人猿係で発刊された小冊子「比婆山の幻の怪物を追って」のコピーを入手しましたので、ここに紹介させていただきます。 |
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出没地点と探検隊
○昭和47年6月に町内目撃地に出没記念板を設置した。今ではヒバゴン出没コースとして楽しまれ、目撃値に立って幻の乾物を推理するとき、押し流されそうな現代社会から解放された人間性の安らぎを覚える。そして大自然の足音が聞こえ、ロマネスクな夢を生むことができる。○昭和47年8月神戸BS調査隊がこの地に、ベースキャンプを置き昼夜ヒバゴン探索を行った。 特にこの山を重点地としたのは水のある地点に新しい足跡を発見したからでありその探索方法はこの山の中に1m位の高さのタコ糸をくもの巣状に張り、レーダー探知機を置くという斬新的な方法をこころみた。 |
怪物の足跡と正体?
○身長は1.5〜1.6メートル○足跡は27〜30センチメートル ○体重は80〜90キログラム ○顔は逆三角形で、人間によく似ているしかし全体に 薄い黒にちかい茶かっ色の毛に覆われて目が鋭く ギョロッとしている ○頭には5.0センチメートルほどの黒にちかい茶かっ 色の毛が逆立っている ○身体全体も黒にちかい茶かっ色の薄い毛で覆われ た胸には白っぽい毛がみられる ○動作はにぶく、人を恐れる様子はない |
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類人猿踊り 昭和47年8月類人猿出没記念として、西城町熊野観光が考案した。比婆山山開き、紅葉祭に踊られ、又各所に出演し好評を与えている 比婆山温泉 昭和49年6月オープンしたこの温泉は別名類人猿温泉とよばれ、ヒバゴン出没の油木地区に設立された。湯量は豊富で鉱泉質は中国地方最も良質のものといえる。ここには類人猿関係の資料が多数保存されている。 |
比婆道後国定公園案内概略図
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10 | [注意] 最後にもう一度お断りしておきますが、類人猿係は昭和50年に廃止され、現在は存在していませんので・・・。 | ||
お問い合せ 広島県比婆郡西城町西城町役場 農林商工課類人猿係 |
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