「もののけ姫」に登場するヒバゴン!? |
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◆ 猩々(しょうじょう)は 「ヒバゴン」 がモデルになっている !? | |
1997年に公開された宮崎駿監督・スタジオジブリのアニメ映画「もののけ姫」の中で脇役として登場する猩々(しょうじょう)。映画の中では、山に木を植える不気味な霊長類として登場する。この猩々・・・実は「ヒバゴン」がモデルになっているのではないか??
■共通点 その1 〜オランウータン〜 本来学術的に、「猩々」は大型類人猿オランウータンの別名。映画「もののけ姫」の中でもそのままの名前で登場している。 かたや、初期(1970年代)のヒバゴン目撃情報が報道された頃、ある動物学者は、その体格・動作などから、正体はオランウータンだと盛んに主張しており、何度か新聞記事にも掲載されている。 ■共通点 その2 〜森を愛し、人間を憎む〜 「もののけ姫」の「猩々」達は、崩された山に木を植えて森を復活させようとしている。そして、森を破壊する人間を極度に嫌っているらしい。 ヒバゴンが頻繁に目撃された初期(1970年代)の頃、県民の憩い・野外活動の場として「県民の森」造成工事が本格化し、最終段階に入っていた。(実際、「県民の森」はヒバゴンの最初の目撃からちょうど1年後に完成・オープン。) そんな時期、森を愛するヒバゴンは、森を破壊する人間の前に姿を現して警告しようとしたのかもしれない? ■共通点 その3 〜舞台はタタラ場〜 「もののけ姫」の舞台となったタタラ場のモデルは出雲地方(現在の島根県近辺)ということになっている。 古代から明治初期にかけて、中国山地では良質の砂鉄が採取されることから、最盛期には国内の60%の生産量を誇っていたという記録がある。ヒバゴンが出没した広島県北部・比婆郡一帯も、やはりタタラ場としてその一端を担っていたものと思われる。実際、ヒバゴンが出没した周辺地域にはタタラ場跡などもいくつか残っている。 ■共通点 その4 〜エボシ〜 「もののけ姫」でタタラ場集団を率いるリーダー格の女性「エボシ御前」が登場する。 ヒバゴン出没地域にも、立烏帽子山(たてえぼしやま)、そして烏帽子山(えぼしやま)という山が存在する。そして、烏帽子山(1225m)−比婆山(御陵)(1264m)−立烏帽子山(1299m)と連なる尾根一帯は比婆山連峰と呼ばれている。中でも立烏帽子山は、この比婆山連峰の最高峰でもある。とても「エボシ」の名が偶然の一致とは・・・・。 ・・・と、ここまでくると、やはり猩々はヒバゴンがモデルになっているとしか思えない。おそらく、宮崎駿監督、或いはスタジオジブリのスタッフの方々は、ヒバゴンのことを詳細に調べ、そして意識して作品の中に取り入れられたのではないだろうか・・・・??? |
◆ 実は、サンも 「ヒバゴン」一族なのかも・・・!? | ||
さて、猩々は外見も行動もヒバゴンそのものといった感じであるが、実は山犬に育てられた主役の少女サンもヒバゴン一族の可能性がある
!?
そして、ヒバゴンの新聞記事を読みあさっていくと、その正体を推理する手掛かりとして、次のような記事が出てくる。
このあたり、ヒバゴンの正体は 「野生化した人間説」の裏付け話しにもなっている訳であるが、どうしても、「もののけ姫」のサンとイメージが重なってくる。 ・・・そうすると、「もののけ姫」という作品自体がヒバゴン伝説(騒動)を中心に作られたものではないかとさえ思えてくるのである。 或いは、そこまでいかなくとも、ヒバゴン騒動が作品「もののけ姫」に多大な影響を及ぼしている可能性はかなり高い・・・と信じている。 |
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