な

 なおす <動詞>

(1)片づける。整理する。
おそらく、元あった場所に戻す(=正しく直す)といったところから、「なおす」で片づけるといった意味として通用するようになったのではないかと思います。結構、日常的に使用する言葉の一つになっているかも??
かたす(片す)

なおしんさい。なおしときんさい。(片づけなさい。片づけておきなさい。)

 なば <名詞>

(1)きのこ。
県北部で、山で採れる「きのこ」のことをこう呼ぶ。栽培して採れる「椎茸」や有名な「松茸」などは、余り「なば」と呼ばない...? 毒のあるきのこを「毒なば」、食べられないきのこを「クソなば」ということもあるそうです。

なばをえっと採ったけー、たべんさい。

  に

 にがる <動詞><形容動詞>

(1)痛む。
腹痛などのように体の中が痛む場合に使う。
はしる

・腹がにがる

 ....にゃー <助動詞><助詞>

(1)....しないと。....すれば良いのに。(打ち消しで勧誘・催促を表す助動詞?)
(2)....では。(限定・強調を表す助詞)
猫の鳴き声ではありません。動詞の未然形につけると、打ち消しで勧誘・催促の意味を持たせる助動詞的な働きをします。また、名詞につけると、限定・強調を表す助詞的な働きをします。

・はよーせにゃー!(早くしないと!)
・よー考えにゃー、さえんで!(よく考えないとダメですよ!)
・あんたんかたにゃー、どがーしちゃったん?(お宅では、どうされたのですか?)

  ぬ

 ぬくい、ぬきー <形容詞><形容動詞>

(1)あたたかい。(飲み物、気候)
たぶん漢字で「温い」と書く。飲み物があたたかい場合や気候があたたかくなった時に使う。お風呂ををわかすときも使う。
あちー  つめてー

・このジュースは、ぬくーなってしもーたー。
・5月に入って、ぬくーなったのー。

  ね

 ねき <名詞>

(1)そば。近く。近所。
昔の備後地方でよく使用されている言葉かも? 次の「ねと」とは、ちょとニュアンスが異なります。
ねと

・さみーけー、火のねきーよりんさいや!(寒いので、火のそばに寄りなさい!)

 ねと <名詞>

(1)根本。
(2)そば。近く。
木などの「根本」を表す。「そば」や「近く」を表す言葉としても使用されることがあります。
ねき

・木のねと。(木の根本)

 ねぶる <動詞>

(1)舌でなめる。舌の先でなでるようにさわる。
「あまくみる・あなどる」の意の「なめる」といった意味では使用しないので注意。県東部・北部だけで使用されている言葉かも?

・汚ねーけー、ねぶりんさんな。(汚いので舐めるな)

  の

 のー、....のー <感動詞><間投助詞><終助詞>

(1)ねー。(呼びかけ)
(2)....ね、(親しみ・強調)
(3)....だね。(感動・念を押す)
「..ね」「..だね」と同じ意味を表す。話し言葉の端々に使用され、最初・区切り・語尾につけると、それだけで広島弁っぽくなる。どちらかと言えば、男性が好んで使う言葉で、女性は「ねー」を使うことが多い。  

のー、遊びに行こうやー。
・わしゃーのー、広島じゃけん。
・あの映画は面白かったのー! もういっぺん見に行きたいのー

 のーなる <動詞>

(1)無くなる。ないようになる。
(2)つきる。
同義語として「みてる」があるが、こちらの「のーなる」は紛失等で急に無くなった場合に使うことが多い。
みてる

・財布がのーなる
・財布がのーなってしもーたー。

 のふーぞー、のふーど <形容動詞>

(1)だらしない。しまりがない。
(2)節度がない。
広島県内でも地方によって、「のふーぞー」や「のふーど」など、言い方が微妙に異なる。

・○○さんとこの息子は、のふーぞーなのー。(○○さんの息子は、だらしがないですね。)

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